
油汚れが付きにくいフロアコーティングがおすすめ
床にジュースやコーヒー等の飲み物をこぼしてしまったり、油が含まれている物をこぼしてしまうという事も珍しくありません。
勿論そのままにせずにすぐに拭き取れば簡単に取り除く事も出来ますが、放置しておくとドンドンこびりついてしまって簡単には落とせなくなってしまいます。
実はフロアコーティングをしておくと、ワックスがけだけの時に比べて汚れが付きにくくなるという事をご存知ですか。
そして、汚れてしまったとしても簡単に取り除きやすくなるという事もご存知でしょうか。
ワックスがけしてある床は、べたついてしまう可能性が
フローリングはそのままの状態にしておくとドンドン汚れが付き、変色してしまうということから、光沢を取り戻す為にもワックスがけをしているという人は珍しくありません。
ただ、ワックスがけをした床自体は確かにきれいなのですが、そのまま時間が経過するとワックスが劣化して湿気を吸ってべたついてしまったりする事も有ります。
そこでおすすめなのがきれいな状態を維持する為に汚れたらすぐに拭き取るということです。
その際は水だけでなく重曹水等を利用しても良いでしょう。
ただ、ワックス自体はどうしても劣化が避けられないので、光沢を維持するという点から行っても1年に1回は重ね塗りする事をおすすめします。さらに5年に1回は塗り直すというのも必要です。
そうすることで、劣化による変質を防ぎ、べたつかずきれいな状態を維持する事が出来るからです。
ただ、実は1年に2回もワックスがけをするのはなかなか大変です。
そのため、現在ではその手入れをも不要で手軽に行う事が出来るということから、フロアコーティングにも人気が集まっています。
コーティングをするメリットを知る
基本的に、フロアコーティングをした床は、ワックスがけをした床と比べると手入れが楽になるというメリットがあります。
だから、一般的な汚れに対しては固く絞った雑巾を利用して水拭きをすれば簡単に取り除く事が出来るし、もしその汚れが少々頑固な感じだったら、少し水で薄めた中性洗剤を利用すれば簡単に汚れを落とす事は可能です。
ただ表面に使った洗剤の成分が残ってしまうと、洗剤の残りがべたつきの原因になってホコリを付着させてしまいやすくなるので、洗剤を利用した際は、その後水拭きをして丁寧に取り除いておきましょう。
また一度コーティングを施した後はワックスがけを上から行う必要はありません。
だから今まで年に2回ずつワックスがけをしていたという人も、コーティングを行うことでその手間を省く事が出来るのです。
もちろん撥水性能が高くなるので、水分を床が吸収してしまって、べたつきが発生するという事もまず有りません。
だから、今までの床に比べるとコーティングをした床の方が日頃の手入れも楽になるというメリットがあります。
油汚れが付着してしまった場合はどうするか
床は日頃からきれいにしていても、なぜか汚れが蓄積されて行ってしまうという事は珍しくありません。
勿論、家の中で靴下を履いたりスリッパを履いたりもしますが、素足でフローリングの上を歩くと、どうしても皮脂汚れが付きやすくなってしまうので注意しましょう。
一般的には水拭きできれいにすることが出来ますが、なかなかきれいにならない場合は住居用の洗剤を吹きかけるときれいに落とせます。
またキッチンの場合は食材に含まれる脂分や、調理に使う油の影響でどうしても床に油汚れが付いてしまいがちです。
この場合も皮脂汚れと同じ様にすればきれいに取り除く事が出来ますが食器用の中性洗剤を利用してもきれいに取り除く事は可能です。
したがって、コーティングを施している床にもし油汚れが付着したことが分かったら、まずは水拭きで取り除いてみましょう。
さらにそれでも無理な場合は住居用の洗剤は、食器用の中性洗剤を利用します。
基本的にコーティングを施した床は表面がある程度丈夫な状態になっているので、強くこすらなくてもきれいに取り除く事が出来るはずです。
フロアコーティングはいつまでも光沢のある床にしておく事が出来るというメリットがあります。
ただ実はメリットはそれだけでなく、例えば油汚れ等結構こびりついてべたついてしまいやすいタイプの汚れでも、比較的簡単に取り除く事が出来ます。
勿論汚れているのを見つけたらすぐに取り除くのが基本ですが、ワックスがけをしているだけの床と比べると、コーティングを施した床の方が、付着した油を放置してべたついてしまった汚れも取り除きやすい傾向となっています。